モスカート・ビアンコ

 異名: モスカート・ディ・ノート

 

単一品種: 麦わら色に金色の濃淡のアクセント。バラ、ピーチ、セージから成るフルーティフローラルの比較的強い芳香を放つ。甘美で滑らか。暖かみを感じる中にも心地よいフレッシュさがアクセントになった芳香高く、デリケートな味わい。

原産は地中海の中東沿岸。イタリア南部には、ギリシャ植民地時代にもたらされ、広められる。ギリシャ本土より種や若枝を新天地で栽培するためにギリシャ人が持ち込んだもの。古代ローマの政治家プリウスにより称賛され、“Moscadello dolce(モスカデッロ・ドルチェ)” と共に栽培された、古代“Vinum Balintium” に関連するという仮説もある。

種々あるモスカートのなかでは、白いものが貴重とされる。栽培面積は212ヘクタールで、シラクーザとラグーザの県のみに限られている。